evanescent ピアス制作 1

 

こんにちは!ジュエリーデザイナーのMASAKIです。

 

今回から不定期に制作風景の紹介ができればと思っています。

 

初のご紹介は、evanescentピアスから!!

 

今回の紹介はキャスト(鋳造)工程後の湯道取りから始めます♪

 

 

出っ張っている部分が湯道。

そこをヤスリで削っていきます。

 

 

 


次にポスト(耳につける部分)を溶接していきます。

 

 


 

このように、石座(パールが留まる部分)の平らな面に直接ポストを溶接してもいいのですが、

溶接をした部分は、他の部分に比べ若干強度が弱くなる性質があるので、職人として一手間加えてあげます。

 

 

まずは、ドリルで穴を開けます。

 

 

こんな感じ!

 

そして、開けた穴にポスト通します。

 

 

この状態で溶接することによって、接合面の強度が上がります。

 

☆ここでポイント☆

ポストを若干石座より出しておくと、溶接時に作業がしやすいです。

 

次はいよいよ溶接!

 

なのですが…

 

今回はここまでで!

 

【続きはこちら】

http://www.heanect.com/2015/02/07/evanescent  ピアス制作2

 

【商品詳細はこちら】

https://heanect.theshop.jp/items/3063024

 

 

 

evanescent ピアス制作 2

 

こんにちは!ジュエリーデザイナーのMASAKIです。

 

evanescentピアス制作1の続きになります!

 

 

前回の石座にポストを通したところから溶接の作業に入っていきます。

 

 

このロウ材(母材よりも早く溶けるように調合された銀のかけら)をバーナーで溶かすことによって、ポストをくっつけていきます。

 

 

この時、前回ポイントの部分(石座側に余分に出したポスト部分)に先ほどのロウ材を乗せると溶接がしやすく、溶接面も綺麗に仕上がります!


仕上がりはこんな感じ。

 

 

次に溶接のため、石座側に出したポスト部分を削って、整えていきます。

 

 

 

      

ちなみに、ポストを削る為に使っている工具はこれ!!

歯科医が使うようなリューターという工具

 

 

はい、バッチリ綺麗になりました♪

 

さていよいよ仕上げの作業に入っていきますが…

 

今回はここまでで!

 

【続きはこちら】

http://www.heanect.com/2015/02/22/evanescent  ピアス制作3

 

【商品ページはこちら】

https://heanect.theshop.jp/items/3063024

 

 

 

evanescent ピアス制作 3

 

こんにちは!ジュエリーデザイナーのMASAKIです。

 

evanescentピアス制作2の続きになります!

 

今回は石座の仕上げをしていきます。

前回ポストを削るのに使った工具の先端を変えて表面を仕上げていきます。

 

 

今回使用している先端工具はこんなトゲトゲしているやつ


手に当たると痛いんやないの?

って思うかもしれないですが、案外痛くないんですよ!

(Mっ気はありません 笑)

 



仕上がるとつやの消えたマットな質感。

だけど、ボンヤリと暖かい光りを放ちます♪

 

 

これで石座の完成です!


ちなみに、今回は芯留めと言って、パールに穴を空けて、接着剤で留める技法を使用します。


接着剤?っと効くと、チープに感じる方もいると思いますが、パールを使用したジュエリーの大半はこの留め方を使用しています。




☆ここでポイント☆


実は、石座の芯部分(パールを留める部分)にも、ひと工夫しています。


市販されている、芯の形状はこのような形で、ツルツルの丸い棒状になっています。

 

 

この芯で留めた場合、長年の使用により接着剤が劣化してしまうと、パールが簡単に取れてしまう可能性があります。


evanescent ピアスの芯は角線をねじった物を使用しているので、もし接着剤が劣化をして接着力が弱くなったとしても、

パールがすぐに取れてしまう事を防止出来ます。

 

 


 

さて、いよいよパールの石留めに入るのですが…

 

今回はここまでで!

 

【続きはこちら】

http://www.heanect.com/2015/10/15/evanescent  ピアス制作4

 

【商品ページはこちら】

https://heanect.theshop.jp/items/3063024

 

 

 

evanescent ピアス制作 4

 

こんにちは!ジュエリーデザイナーのMASAKIです。

 

evanescentピアス制作 3の続きになります。

 

まずは、パールの準備から

 

 

今回は、このように片穴が空いているパールを使用するのですが、穴の大きさが小さいので拡張していきます。

 

 

パール用のドリル

 

このドリルは切削性が良く、穴を拡張しやすい形になってます。


ちなみに、普通のドリルでも穴を空けることが可能なので、パール用のドリルを持ってない方は、そちらで代用することもできます!


 


 

アナの深さはドリルに着いたパールの削り粉なで分かります。

 

あんまり深く削り過ぎると、穴が貫通してしまうので注意が必要!!

 

アナの深さは直径の 2 / 3 位あるといいです。


これでパールの準備完了!

 

いよいよ、パールを石座に留めていきます♪

 


芯の部分に接着剤を塗り

※写真で撮った時に接着剤を分かりやすくするため、接着剤の量を多くして撮影しています。


 

パールを芯に差し込んで留めると完成です!!

 

☆ここでポイント☆

万が一接着剤が多く石座よりはみ出してしまった場合は、アセトンという薬品で拭き取ってあげると綺麗に仕上がります。

 

【商品ページ】

https://heanect.theshop.jp/items/3063024

 

 


ジュエリーの作り方

5月なのに夏のような陽気♪

今年は夏になるのが早いかな??夏大好きっ子のMASAKIです。

 

最近、ジュエリー業界以外の方とお話することが多くなりました。

色々な業界の人と話すと、自分の知らない世界を知ることができてとっても面白いですね。

 

僕もよく自己紹介すると『ジュエリーってどうやって作っているのですか?』っと聞かれます。

 

身近にあるけど知らないことって多いですよね。

そこで、今日はジュエリーの制作方法について書いてみようと思います♪

 

ジュエリーを作る方法はいろいろあるのですが、

僕は『金属そのものを直接加工して作る方法』 と 『ロストワックス技法(鋳造)により作る方法』をよく使っています。

 

今、ちょうどロストワックス技法を使って、新作の石座サンプルを作っているので簡単にご紹介します♪

 

ワックス画像

 

ロストワックス技法は、まず上記写真のワックスと言われるロウソクのロウみたいな素材でジュエリーの原型を作ります。

金属と違い柔らかい素材なので、柄などを彫り込んだり、生き物モチーフなどの複雑な物を作る時にとっても適しています。

 

って今回は、柄も彫り込まないし、生き物モチーフを作るわけでもないのですが...笑

(なぜ、今回石座をロストワックス技法で作ったかはのちほどで!)

 

 

ワックスを削って、自分の欲しい形に整形。(右の写真が完成形)

原型が完成したら型をとって金属にしていきます。

 

このワックスの型をとって金属にする工程を『鋳造』というのですが、

鋳造は専門の知識と経験、大きな設備が必要となるため信頼できる業者の方にお願いしています。

 

ちなみに、この鋳造という方法は仏像づくりなどにも使われていて、

今市販されているジュエリーの大半はこの鋳造(ロストワックス技法)を使って制作されています♪

 

そして、鋳造をへて金属になるとこんな感じ!

 

鋳造上がり原型画像

 

原型そのままの形が金属になります。

(今回はシルバーで鋳造したのですが、金やプラチナなど様々な金属で作る事が出来きます。)

 

本来はこの後、仕上げの工程や石留の工程に進むのですが、今回は新作制作のためこの先は内緒です(笑)

どんなモノが出来るかは、新作発表を楽しみにしてて下さいね♪

 

そして、さっきの疑問 『なぜ今回石座をロストワックス技法で作ったのか?』 についての答えは、サンプルにかけるコストの問題。

今回作ったような、シンプルで装飾の無い石座は、金属をそのまま加工した方が綺麗に作れます。

 

だけど、金属そのものを加工すると、削った時の地金のロスが多くなってしまったり、角材や板材を準備したりと時間が掛かってしまうため、サンプルを作る場合はロストワックス技法を使うことも多いです。

(もちろん、商品化が決定した場合は、金属を直接加工する方法で作り直していきます。)

 

ってだいぶ、専門的なことを書いてみたけど伝わったかな??

なかなか文章でジュエリーの作り方を説明するのも難しいですね。

でも、少しでもジュエリーってそんな風に作ってるんだって思ってもらえたら嬉しいです。