こんにちは!
最近、鼻がムズムズするジュエリーデザイナーのMASAKIです。
花粉症を持っていないと思ってたんだけど、もしかしたらなってしまったかな?
疑惑が浮上しています 笑
今日は4月7日に体験してきたジュエリーのオークションについて書こうと思います。
いきなりオークションってどうしたの??
ブランドと関係ないじゃん!!
っと思った人も多いと思います 笑
でも実は、オークションに参加することが、ジュエリーを勉強するのに最も適した環境なんです。
ジュエリーのオークションには下見会っというものが事前にあり、無料でオークションに出品される商品を手に取って見ることができるんです。
しかも、気兼ねなく一流といわれるブランドの商品をルーペを使ったり、自然光で宝石の色を確認したりすることが出来ます。
こんなこと、お店のじゃ絶対にできない!!
ジュエリーを自分の好きなだけ見放題です。
僕が学生や職人時代に各先輩方からよくアドバイスを頂いたことは、『いい物を沢山見なさい。それが財産になるから。』でした。
確かに僕もそう思います!
さて、話はオークションの勉強会の話になります。
今回のオークションへは、いつも参加させて頂いているジュエリーの勉強会を通して参加をさせてもらいました。
そのため、プロの方から事前に見極めポイントを教わることが出来ました♪
上の写真はオークション一週間前に勉強会の方が手配してくれたカタログ。
(届いた時の感動ツイートはこんな感じ 笑→https://twitter.com/heanect/status/978197988353822720)
カタログにはジュエリーの総重量やジュエリーに打刻してある刻印等の詳細なデータが載っています。
【ここで豆知識!!】
オークションのカタログの写真は雑誌やブランドカタログと違い、基本実寸大に撮影されてるんです!
サイズ感が見ただけですぐにわかっていいですよね。
勉強会では、オークションで競り落とした商品は、そのままジュエリーとして流通させるだけでなく、新しいジュエリーを作る為の素材仕入れとしても利用されていることを知りました。
素材の仕入れとして、競り落とす場合は、カタログに掲載されている情報をもとに、地金や宝石の値段を算出し、競り落とす場合、いくらまでならお得か事前に準備をしておく必要があります。
何でオークションでわざわざ仕入れるの??
理由は二つ♪
1,宝石は昔の物の方がクオリティが高いものが多いこと
2,上手くいけば破格の値段で仕入れることが出来ること
僕も驚いたのですが、ジュエリーには中古という概念があるけれど、宝石単体には中古という概念がないことを知りました。
一般的に新品として販売されているジュエリーでも、一度世に出回った宝石を使用していることが少なくないそうです。
驚愕の事実でビックリ!
話は戻り、全体のオークションの話になります。
細々したポイントは色々あるのですが、オークションに参加するうえで一番重要なことは...。
下見会で実物を見こと!!
これにつきます 笑
通常の仕入れをするときにもよく言われるのですが、書面上のデータと実物とでは、美しさが違うことがよくあるので、実際自分の目で見て本当に美しいかを、確認することが重要です。(当たり前の事かもしれませんがやっぱり基本ですよね!)
結局、自分の目を肥やすしていくことが一番のポイント。
今回、僕自身が何かを落札することはしなかったのですが、普段見ることのできなジュエリーたちを見て勉強することが出来て本当に良かったです。
オークションの勉強会を主催して頂いたジュエリー研究会ムスブの方々、また、講師として色々な知識を気兼ねなく教えて頂いた、株式会社JAAG 代表 原田様に本当に感謝です。
オークションへは一般の方も無料で参加することができるので、興味のある方は是非参加してみて下さいね♪
勉強になるし、とっても面白いですよ!
【株式会社 毎日オークション】