大分寒い日が増えましたね。
ジュエリーデザイナーのMASAKIです。
僕の周りでは風邪が流行ってきています。
お体に気を付けてくださいね。
今回のブログテーマは『ジュエリーとオブジェクト』の境界線について!
突然ですが、先日友人と食事をしていた時の話
ジュエリーの作家やアーティストの方は、使用するお客様のことを忘れてモノづくりをしている人が多いのではないか?
っという話になりました。
最近新作づくりに頭を使うことが多い僕は、正直少しドキッとしました。
『こんなものを作りたい!!』
『こうゆう表現をしたい!!』
『こうするとカッコイイ!!』
などなどモノに意識がいってしまい、お客様のことが、僕の中で薄らいでいたいた気がしたからです。
僕を含め、作家やアーティストの方はモノを作っている時間が多いため、ついついモノばかりに目がいってしまうことが多い気がします。
一種の病気みたいなものですね。
先日の友人の話を通して、僕なりに感じたことですが、
ジュエリーとオブジェクトの境界線は、お客様に使用していただけているか、いないかで決まるような気がしました。
ジュエリーとは身につけて使用する人がいて初めてジュエリーになる。
お客様が使用する前はジュエリーの形状をしたオブジェクトなのではないかな。
だから、ジュエリーデザイナーなら、お客様が身に着けたことを一番に考えてジュエリーをデザインし、
お客様自身が着けたときをイメージしやすような、魅せ方・表現の仕方をしていかなくてはいけないなと、改めて思いました。
このことを、再度気づかせてくれた友人にとても感謝しています。